採用情報

新卒採用(開発四部:2002年入社)

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まじめで一体感がある会社だと思います。
自分で考え、自ら関係先と調整して仕事を進めるのが日常で、自分で仕事をしているという充実感があります。

開発四部所属 / 高専 情報工学科卒(入社年:2002年)

SANRITZを就職先に選んだのは、どういう理由からですか。

先ず、高専を卒業したら就職して自分で稼ぎたいという意欲が強く、進学しようとは考えていませんでした。
学生時にはコンピュータのハードウェア・ソフトウェアの両方に興味があり、基礎知識を得ており、それを生かせる設計者になりたいという希望がありました。
大きな会社に入るとどんな部署に配属されるか、設計職になれるかも分からないと考えており、コンピュータのハードウェア・ソフトウェア両方を得意としていて、あまり大きくない会社を狙っていました。また、都会に出たいという希望もありました。
当社はそれらが私の希望とマッチしていて、30周年を迎えながらも成長の勢いがある信頼感もあり、更に同校の先輩が活躍されている安心感からも、当社を志望しました。

今までSANRITZでは、どのような仕事をされてきましたか。

入社から10年以上、ボードコンピューターの回路設計やFPGAの設計をはじめとした、ハードウェアの設計を主に行いました。又、時にはハードウェア検査用プログラム、ファームウェア等、ソフトウェアの設計も行いました。
人に厳しいほうですので、開発部門に配属される新入社員の指導役を任される事も多いです。
仕事の仕方、設計・開発の進め方、技術知識をある程度習得した中堅となり、現在は開発プロジェクトにおいて責任を持って商品開発を進めつつ、後輩育成にも貢献する事が主な役割です。

楽しかった経験を教えてください。

考えて、更に考えて、実現する、解決する・・・というのが好きですので、設計・開発の仕事はそういう部分が多く、いつも楽しいです。ハードワークも楽しめます。
当社商品・技術は、社会に役立つ高度なシステムに組み込まれて活躍しますので、新たなシステムに採用が決まった場合等、社会に貢献しているという充実感を感じられ、活力になります。

失敗や辛かったことはありますか。

開発業務は難しい仕様や厳しいスケジュール等、解決すべき課題・問題があって当たり前で、計画を立てて、それらを解決していく仕事と認識しています。
難しい課題に真剣に向き合う途中で、辛さや大変さ故の適度なストレスを感じるのは日常的なもので、ちゃんと仕事している証であり、自身や組織の成長に必要な事です。
問題が生じても、原因や解決策を考えて、やり直しや修正をして取り組めば解決出来、そこまで責任を持って任せて貰え、やりがいを感じられます。

SANRITZはどんな会社ですか。雰囲気や組織、仕事のやり方、何でもどうぞ。

ph_yaha03く、まじめな技術屋集団と言われますが、その通りだと感じます。
40代~50代以上で今はマネージメントや営業職等の技術以外の仕事をされている方でも、当社のベンチャー期から技術職としてキャリアを積まれた方が多く、技術的な話がよく通じ、仕事がし易いです。
まじめさと技術力を核に、社会に役立つ商品を提供し続ける事が我々のスタイルですので、この強みを大切にしたいです。
不具合が起きて困っている時には、幹部社員や役員も、回路図や配線パターン、信号波形を気にして下さいますし、営業部門のマネージャーから、お守りを頂いた事もあります。他の会社については経験が無く分かりませんが、当社は、まじめで一体感があると思います。
仕事のやり方としては、転職者からの意見も踏まえ、各個人に任される裁量範囲が多いです。
言われた通りに出来る事をする仕事が良い・・という方には向かないと思いますが、自分で考え、自ら関係先と調整して仕事を進めるのが日常で、自分で仕事をしているという充実感があります。
当社では、皆が仕事に主体的に取り組む事を重視しています。

新しく入ってくる人に、どんなことを望みますか?

当社を選ばれるか否かに関わらず、楽しい社会人生活を送って貰いたいです。楽しく仕事をして、楽しく日常生活を過ごして・・と。
その為にも、先ずは事業や仕事の内容・規模・立地等について、自身の希望は何か、興味を持てそうか等、考えて就職先を考える事をお勧めします。
まだ具体的に思い浮かばないかも知れませんが、何か一つでも・・。給料や福利厚生だけでなく、肝心の中身に興味・希望を持って、仕事を選ぶのが良いと思います。
当社のビジネスはコンピュータ技術を核としていますが、技術の進歩は速く、加速度付きです。
仕事の仕方も、より早く・安全に・大きな成果を挙げられる方向に日々高度化します。
ですから、就職してからは自ら課題を見つけて学習し、自身で成長する必要がある、本当の学習期間と認識して貰いたいです。
仕事はお客様に満足して頂き、社会に貢献し、生活を支えるものですので、当然厳しいです。
技術知識とその応用に興味を持ち、集中して思考・作業が出来る方であれば、当社のまじめな技術者として、厳しい中で、楽しく仕事が出来ると思います。
自ら背伸びをして、より高度な仕事・貢献をしたがる意欲・集中力・思考力が備わっていると良いです。
因みに、学校で好成績をとるのとは目的も手段も違いますので、学校の成績が悪いからといって消極的に考える必要はありません。
また、これは仕事に慣れつつでも良いですが、仕事以外の私生活を楽しくする事も仕事を続けていく為の大きな原動力だと感じますので、仕事と同じく大切に考えて頂きたいです。

将来の展望をお聞かせください。

15年間で身に付けた技術力や商品開発の推進力を基に、商品開発に貢献し続けたいです。
初めの10年間では、ボードコンピュータの回路設計をメインに、時にはソフトウェアの設計も行い、コンピュータハードウェア、ソフトウエアの組み合わせ・摺り合わせの技術力を高め実証しました。
それにより、商品の仕様決めから開発を進めるような新規性の高い商品開発も任されるようになり、今に至っています。
お客様が欲しいと言う機能・仕組みを実現するだけでは不十分で、望まれる事の本質を考え、適用可能な技術を踏まえて、丁度良い実現手段を提供する事が我々の行うべき商品開発であると考えています。
この様なスキルや経験は自分だけのものにせず、後輩社員も身につけられるよう貢献したいです。

(2016年11月)

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